こんなのアリ!だけどおいしい 北海道みやげ 裏ランキング 前半戦
北海道旅行のおみやげといえば…。王道はやっぱり「白い恋人」。その他にも生チョコ、じゃがポックル、マルセイバターサンド、わかさいもなどなど。いかにも北海道なラインナップが続くようです。でも、これって定番だけど、面白みに欠けません?そこで邪道だけど“何だこれ”と話が広がりそうな裏メニューに注目してみました。
第1位 かたくてうまい「鮭とば」
簡単にいうとビーフジャキーの鮭バージョンです。噛むほどに鮭の旨さが滲み出して、おいしいけどアゴが疲れます。歯に不安のあるお年寄りやお子さんはソフトタイプをどうぞ。メーカーや産地によって味も値段もいろいろ。試食させてもらってお気に入りを購入するといいですね。
お酒との相性でいうとビールにあいます。と締めたいところですが、もっといいのがウイスキー。口の中に広がった鮭の脂と旨味がウイスキーフレーバーと…。最高ですね。蒸留酒なら焼酎、そうそうウォッカとあいますね。ワインなら白ではなく赤でしょうか。でも一番はやっぱり日本酒ですかね。
第2位 道民的推奨おやつ「日本一きびだんご」
ふつうきびだんごといえば岡山とかですよね。まぁそこらあたりの疑問はさておき北海道名産「日本一きびだんご」なのです。この北海道きびだんご、私たちがイメージするきびだんごとは似ても似つきません。なにしろ名前の由来である“きび粉”さえ使ってないんですから。ビジュアル面も違います。オリジナルの岡山は、ふつうに大きめのお団子タイプ。北海道は、厚めの茶色い一反木綿風。もはや団子ではありません。ついでにいうと東京向島あたりできびだんごといえば、きなこをまぶした串刺しデザインとなっています。
北海道きびだんごはメーカーによると北海道を開拓した屯田兵の携帯食に由来するそうです。発売当初は「起備団合」が正式名称だったとか。でもこの説明、どうもあやしい。だってパッケージのキャラクターが桃太郎様御一行なんですから。これはもう確信犯でしょう。とはいえ適度な噛みごたえと駄菓子っぽい郷愁を誘う味わいはいけます。お値段も1本60円からとリーズナブル。みんなと楽しむにもお手頃です。ウケ狙いと意外な美味しさを兼ねてのお土産にいかがでしょう。
日本一きびだんごは下記の2社が製造元です。それにしても両社ともパッケージレイアウトがほぼ同じ。これはもう両方手に入れて食べ比べですね。
発売元
谷田製菓株式会社 http://www.kibidango.co.jp/
株式会社天狗堂宝船 https://tengudou.co.jp/yurai/index.html#name
第3位 ビタミンカステーラ&ミルクカステーラ
左が旭川のビタミンカステーラ、右は札幌のミルクカステーラです。産地と名前こそ違いますが、この2つ写真のようにほぼ同じに見えます。味はというとこれも近い。どちらもカステラからしっとり感を取り去ったパフパフの食感が特長です。これは口の中の水分をもっていかれますね。その分ドリンク類との相性はエブリシングナイス。お茶にコーヒー、紅茶、牛乳。特にシンプルなドリンクによくあいます。
強引に感想を並べるとカステラの香り+ベビーカステラの甘さ+そのどちらでもないパフフワ食感。ありそうでない北海道の素朴なおいしさです。お値段はひとつ100円前後。道内では、スーパーはもちろんコンビニにもおいているポピュラーな一品です。北海道出身の人にあげたら「なつかしいんでないかい」と超絶喜ばれるかも。
第4位 よみがえる絶滅危惧種 ガラナドリンク
北海道人推奨の炭酸飲料です。遠い昔には日本全国で発売されていたそうです。いわば絶滅危惧種の生き残り。薬臭いという人もいますが、コーラほどのキックはないので比較的万人向け。しいていえばドクターペッパー?エナジードリンク?う~んちょっと違うかな。大手ビバレッジのキリンも参入していますが、通の推しは小原のコアップガラナだとか。
絶滅危惧種ドリンクといえば、サッポロビール系のリボンナポリンも北海道限定品。レアなドリンクとしてお土産候補ですね。ガラナドリンクは道内のどこでも手に入りますが、飛行機の搭乗時にはご注意を。開封済のソフトドリンク類は手荷物検査で検査のため時間がかかることがあります。また、トランクなどに入れ預け入れする場合は、容器の破損や液体漏れ防止の対策をしっかりしておきましょう。