伊豆大島の幻の逸品
大島バター!

2022年9月2日

東京から一番近い
豊かな自然あふれる伊豆大島

東京から南に約120kmに位置する伊豆大島をご存知ですか?東京都でありながら海や山の豊かな自然に恵まれた島で、日本で唯一の砂漠「裏砂漠」もあるんです。東京の竹芝桟橋から高速ジェット船を利用すれば、約1時間45分で行くことができるので日帰り観光も可能ですね。

伊豆大島のグルメといえば海鮮!

伊豆大島で有名なグルメと言えば、伊勢エビや金目鯛ではないでしょうか。海に囲まれているだけあって海鮮は外せませんね!しかし、伊豆大島には海鮮にも負けず劣らずの逸品があるんです!

紆余曲折、逸品の大島バターの歴史。

伊豆大島は過去にホルスタイン島とも呼ばれ、酪農が盛んな時期がありました。「大島牛乳」「大島バター」は島の特産品としても有名でしたが、牛乳とバターを生産する工場が閉鎖となり、一時期店頭から姿を消してしまいます。しかし地元の有志の方々が立ち上がり、新しい会社を設立しました。ほどなく「大島牛乳」の販売が再開され、「大島バター」も復活しました。

伊豆大島の小さい牧場から生まれる
幻の白いバター!

大島バターは大島牛乳と大島の塩で作った、大島でしか作ることができない手作りのバターです。牧場や工場の規模も大きくないので生産量も限られ、伊豆大島の直売所でしか買うことができせん。まさに地産地消の幻のバターと言われる所以ですね!

さて、肝心なバターはというと・・・

パッケージはシンプルなイラストで、どこかノスタルジック感が漂い味わいがありますね・・・箱からバターを取り出すとほのかにミルクの香りがしてきます。見た目は、まじりけのない白色で、かの有名なエシレバターを凌ぐ白さです!


いよいよバターの味見です!まずは薄くスライスしてそのまま食べてみると・・・濃厚かと思いきやまろやか!後味もくどくなく、スッと消えていく感じです。だからと言って薄味というわけではなく、しっかりコクもありますね!

パンにはバター!シンプルが一番。

ここはシンプルにパンとバターでいただきます。バターに合わせるパンは、外側は固めでカリッと香ばしく、中はモチっとしてやや酸味がある「ヴァーネル」の「サワードウ」を選んでみました。トースターで軽く焼き、たっぷりと「大島バター」を塗って実食です!

まずは一口、本当に香ばしい!カリッとして酸味のある部分と「大島バター」が調和して、まろやかさと一緒にジワっと湧き出るコクがたまりません、この組み合わせは大正解!

やはり出会いはセレンディピタス!

今回はパンと組み合わせましたが、パンケーキやラーメンなどいろんなものと組み合わせてみたいですね。
素材の味を活かし、まろやかさとコクをさらに引きたたせる、まさに逸品のバターと言えるのではないでしょうか。


じつは「大島バター」は以前から知っていたのですが、なかなか巡り会えませんでした。今回は偶然仕事の中でパッケージを見かけたことがきっかけでした・・・なぜか「大島バター」が頭から離れずその日のうちに、大島の知人にお願いして「大島バター」を送っていただきました。

偶然の出会いと行動力で出会えた「大島バター」!
セレンディピタスって美味しいんですね!

・エシレバター
https://www.kataoka.com/echire/

・「ヴァーネル」の「サワードウ」
http://bread-lab.com/bakeries/2374