こんなのアリ!だけどうれしい 北海道みやげ品 裏ランキング 中盤戦

なぜかタイトルの真ん中あたりがさり気なく変わっております。だけどおすすめ。定番の北海道みやげとは“ちょっと違うんだなぁ”のこんな北海道どうですか~の裏セレクション。引き続きご紹介します。

第5位 ベルですよ~「ベル食品ジンギスカンのたれ」

濃いめの味だけどなにかと重宝です

北海道を代表する“いやげもの※”といえばジンギスカンキャラメル。それとは全く関係なくおいしいのがベル食品のジンギスカンのタレ。ソラチのタレと並んで北海道のジンギスカン界を2分する大物です。大物のわりには節操がないのは素直な性格のあらわれ。本業の羊肉(ラム・マトン)以外の食材との相性もナイス。牛豚、鶏は及ばずやきうどん、まぐろ、豆腐、あろうことかゴーヤチャンプルーまで。美味しさのレパートリーを広げるサポーターとしておすすめの北海道みやげです。

※いやげもの=もらってもうれしくないおみやげ。イラストレーターみうらじゅん氏による造語。ジンギスカンキャラメルの場合はそのなんともいえない味から

第6位 中華なのに和菓子?「ちゅうかまんじゅう」

あんこたっぷり、ズッシリ。道内各地で作られています。

“ちゅうかまんじゅう”と聞いて肉まん・餡まんの仲間を想像すると、これが大違い。まんじゅうというよりどらやきの系統です。デザインはヒダのないブラウン系の餃子風。かつての北海道や東北ではお葬式の引き出物の定番でした。ポジション的にはそのまんま葬式饅頭ですね。名前の由来ですが和菓子でいう「中花種」が語源ではというのが近年の主流。「中花種」とは小麦粉と砂糖と卵を使ったものを指す言葉。どら焼きの皮をイメージしていただくといいですね。中のアンコはというとこれはこしあんの一択。スーパーやコンビニにもおいているので手に入りやすい点もお土産としておすすめです。

第7位 酒とつまみのナイスカップリング「いか徳利」

寂しい夜もこれさえあれば、なんとなくほっこり幸せ。

北海道みやげのレトロ派といってもいいでしょうね。その名の通り、イカを素材にしたスルメテイストの徳利とおちょこです。お酒にスルメのうま味がブレンドするとこれはもう美味しさの未体験ゾーン。焼酎でもいけそうです。ビールは…多分やめておいたほうがよさそうですかね。飲み終わったあとは酒が染み込んだスルメをカミカミ。あとを引く美味しさは、とにかく一度は試すべし。

第8位 強刺激スッキリ!「ハッカ油」

その爽快感ぜひぜひお試しを。左はスプレータイプですね。

ハッカは歯磨きや口臭タブレットでおなじみのミントの仲間です。ミントとの大きな違いはそのスッキリ冷え冷え感。清涼感の原因となるメントールの含有量が桁違いに多いのです。おすすめは夏のお風呂。ポトリと数滴垂らしてよくかき回すだけで湯上がりはスッキリ涼しげ。その秘密は湯上がりの際に、肌に付着したハッカ油の清涼パワー。メントールシャンプーの効果と同じ理屈といえばご理解いただけるでしょう。その他、清涼スプレーやアロマセラピー、マスクにスプレーして抗菌効果をなどなど。何かと役立つ北海道みやげです。

次回はいよいよ後半戦+番外編です。