鳥モツ全部入り
美唄焼き鳥

2022年8月7日

オジサン大好き焼き鳥で一杯

焼き鳥嫌いなオジサンなどいないだろう。いや多分いないと信じたい。そう断言したくなるほどオジサン族と焼き鳥は相性がいい。当然、一家言持つ人も少なくない。タレ、塩論争にはじまり。ボンジリだ、ねぎまだ、つくねだ、レバだ、いやハツだろう。焼き鳥は豚に限ると力説する自由だってある。飲み屋では政治と宗教の話は禁止でも、焼き鳥のあれこれならセーフ。他愛がないからいっそこだわりたくなるというものだ。

これが食べたい!
日本全国ご当地焼き鳥選手権?

東京は言うに及ばず、焼き鳥の本場を自認する勢力は多い。メジャー勢力だけを数えても北海道は室蘭、福島、埼玉の東松山、山口県なら長門、九州では久留米と群衆割拠。その他にもジャンボ焼き鳥の盛岡、豚肉焼き鳥?の山形県寒河江、串レス鉄板焼の今治、にんにくしょうゆの信州上田、とり皮で勝負する福岡と枚挙にいとまはない。

その中から今回紹介するのは
北海道美唄の焼き鳥

鳥もつを使った焼鳥と聞けば「なんだふつうじゃないか」といいたくなる。だがその日私が目にしたのは一言でいえば焼き鳥オールスターズ・オブ・モツ一本勝負。口に運ぶ方からもも肉、きんかん、玉道、ハツ、レバー、砂肝、セセリときて最後に皮で〆るというラインナップ。つまり、一本で鳥まるごとを味わおうというわけだ。これはありそうでなかった。そこへきて北海道らしく玉ねぎのアクセントがまたいい。オッこれはハツか、キンカンいいぞ。とナチュラルな味変とでもいおうか。おいしいと楽しいが一緒に口の中で遊んでいる。

1本で2本分の
スーパーなボリューム

それだけではない。これでもかとグイグイと刺された肉量はみっしりボリューミー。いつもなら串の10本もたいらげようという私だが6本でギブアップ。食べごたえがあるのだ。この美唄焼き鳥、自分で購入したものではない。いただきものである。名前は知っていたが、この実力。地方名産と軽く見ていたわけではないが、それにしてもうまい。知られざる美味(個人の感想)とはこのことだろう。まだ食べたことがないという向きにはぜひぜひ味わってもらいたいものだ。

でも北海道はいくらなんでも遠い‥
いや待てそのためにネットショップがある

大丈夫。そんな時のためのネットショップだ。うれしいことにamazonや楽天、yahooにもちゃんとラインナップされている。また各店のオンラインショップで購入という手もある。ということでおせっかいながら各名店の直販サイトアドレスも載せておく。しつこいようだがいけるぞ、美唄焼き鳥。おい、検索したら銀座にも実店舗があるじゃないかという声も聞こえるが、残念。銀座にあった店舗はすでに閉店しているようだ。まっこんなご時世だからな。世間が静まったころにでにも復活してくれることに期待しよう。
実はこの美唄焼き鳥についてはまだまだ語りたい物語がある。ルーツというか、生まれた時代背景とか、そのようなことだが、それについてはまた次回に。ということで本日は終了。

・美唄やきとり 福よしオンラインショップ
https://fukuyoshi.shop-pro.jp/

・美唄焼き鳥 たつみネットショップ
https://www.bibai.net/tatsumi/

・美唄やきとり 鳥乃家オンラインショップ
https://www.torinoya-shop.net/

※元祖美唄焼鳥 三船
残念ながら同店は、現在お取寄せ休止中。こまめにサイトをチェックして再開を待ちたい。
http://bibai-yakitori-mifune.com/